一般社団法人 発明学会

ミニコンクール

 採用への最短コース「ミニコンクール」

発明学会では、発明学会会員と、社外からアイデアを募集する企業とをマッチングさせる、個別応募型コンクール「ミニコンクール」を開催しています。

このミニコンクールは、新商品アイデアを求める企業の新商品開発支援のため。そして、発明学会 会員の「商品化成功率を上げるため」に企画されました。

新商品開発力は、企業(特に中小零細ベンチャー)が抱える共通の悩みです。 世界一を誇るジャパンクオリティの製造技術を活かし、何を作るか?という次期大ヒット商品になりうるアイデア(コンテンツ)を求める企業が多く、消費者目線で生まれたアイデアを切望する声が数多く寄せられていました。

また、当会に所属する発明家会員からは、自分のアイデアを見てくれる企業との出会いを求める声が多く寄せられていました。アイデアを考えても、それを採用するのは「企業」であり、 「量産性」「金型等によるコスト」「市場規模」、「流行」などの面から、企業にアイデアを審査・評価してもらうことができなければ、アイデアが商品になる事はありません。 これらを、発明学会の会員だけの特典として、当ミニコンクールを実施することになりました。

2016年9月に募集開始以降、現在までアイデアを求める多くの協賛企業が協賛しており、「購買ターゲット層」「商品ジャンル」等は、各ミニコンクール協賛企業ごとに異なるため、小中学生からご年配の方まで、アイデアが良ければ商品化採用の可能性があり、ロイヤリティ契約によって、売り上げに応じた実施料を得ることができます。

商品化採用が決まった場合は、当会が「公開契約調印式」を企画・開催し、メディアに紹介することで、販促・宣伝面からもサポート致します。
発明学会の会員だけが、協賛企業へ応募・提案できる、商品化契約特許実施料生活の登竜門として、当ミニコンクールをご活用ください。

ミニコンクールのメリット
  • 発明学会が窓口となってくれる
  • 提案先企業担当者に内容をしっかり見てもらえる
  • 未出願でも受け付けてもらえる
  • 企業からの返事が来る
  • 商品化契約時、発明学会がサポートしてくれる

発明学会会員だけが閲覧できる企業情報

当会で開催しているコンクールは、「身近なヒント発明展」と「ミニコンクール」です。両コンクールの違いは下記の通りです。

比較表

「身近なヒント発明展」は、応募用紙1枚で多くの企業が審査してくれるのに対し、「ミニコンクール」は、さまざまな募集テーマを掲げ、アイデア募集を行っている企業群から応募者が一社を指定して発明学会に応募します。
審査してくれるのは、応募時に指定した企業のみとなります。
「身近なヒント発明展」よりも、ミニコンクールの方が「よりじっくりと見て商品化を検討してもらえる」メリットがあります。
このように「身近なヒント発明展」と「ミニコンクール」は、コンクールの性質が異なるため、会員の方には「両方のコンクールに同時応募」することををおすすめしています。

企業からの「審査結果の理由」を発明改良に活用できる

発明学会会員だけが応募できる「ミニコンクール」の一番のメリットは、企業目線からみた発明作品に対する「審査結果の理由」が分かる点です。
「ミニコンクール」専用の応募用紙には、「審査結果通知ハガキ」に、企業目線からどのような理由で選外だったのかがわかる、当会がこれまで多くの商品化で知り得た、企業による「不採用理由としてよくある8例」が記載され、企業がチェック式で回答できるようになっています。
応募作品の不採用理由を知ることにより、前向きに「発明の改良」や「提案先企業の変更と開拓」などに取り組めるようにして、会員の方の商品化採用率をよりUPさせることができます。
〇不採用理由はなかなか聞けない
一般的に企業は、不採用理由について明確に返事をしない場合がほとんどです。これは、不採用理由として挙げた内容が、いろいろな批判になってしまうことへの配慮が、その理由の例の一つとして挙げられます。
しかし、ミニコンクールの場合、発明学会会員のみが応募でき、なおかつ発明学会を通して応募作品の審査を依頼する配慮をすることで、不採用理由を、発明商品化をめざすための、建設的な意味での審査結果として得られやすくしている点が、ミニコンクールの特徴です。
〇「不採用理由としてよくある8例」の対策例 一部紹介
たとえば、ある発明作品を応募したところ、「【費用】」にチェック欄が入っていた場合、もっと製造コストを下がるよう、素材の見直し、構造の単純化、小型化などの工夫が、商品化採用されるためには必要と判断できます。
また、「消臭機能が特徴の発明品」を応募したところ「【効果】」にチェックが入っていた場合、臭気を測定する機器をレンタルし、実際に使用前、使用後の消臭効果の測定値を明記して、再応募することで、商品化採用に向けて挑戦することが可能です。その結果、商品化につながるのです。
さらに「【その他】」の欄に、企業担当者から、下記のような、具体的なアドバイスをいただける場合もあります。

ミニコンクール企業からの返信例
この場合、もっと型代のコスト削減につながる構造の簡素化や、組み立てがカンタンになる構造上の見直しをし、なおかつ紙以外の素材を検討し、再応募することで、商品化採用に向けて挑戦することが可能です。
このように、発明家の皆様は、これらの結果を参考に、問題を解決して再度そのアイデアで、再度同じ企業に再応募するほか、他のミニコン協賛企業にも同時応募をすることで、企業が求める、より最良な状態のアイデアを提案でき、着実に商品化採用に近づけていくことができます。
「会員無料発明相談」では、これらの回答を、発明学会がこれまでに蓄積した情報とノウハウから、企業側からの回答の趣旨を読み取り、課題の解決方法を一緒に検討し、その対策法のアドバイスもおこなっております。

発明学会会員だけが閲覧できる企業情報

発明学会 会員に向けて発行される会報『発明ライフ(奇数月・年6回発行)』に掲載される、「ミニコンクール協賛企業によるアイデア募集記事」によって、新着企業が随時追加され、募集内容を読むことができます。
また、発明学会ホームページ内の会員専用ページでは、「新着企業情報」を含めた「全アイデア募集中企業情報」のほか「募集内容の変更」「募集の停止」等の情報もあわせて公開されます。
また、「ミニコン募集中企業集」では、一冊の資料として、全協賛企業記事を読むことができます。

ミニコン募集中企業集

奇数月更新「ミニコン募集中企業集」

1500円(送料・税込)会員限定

全ミニコン協賛企業記事が収録された過去『発明ライフ』掲載記事を一冊に収録しました。

ジャンル別募集企業数

家庭用品

38社

キッズ・ベビー用品

6社

繊維用品関係

6社

文具・事務用品関係

6社

趣味・玩具・スポーツ・園芸

12社

ノベルティ

6社

カー用品関係

3社

防犯、防災関係

7社

健康・衛生・介護関係

12社

その他

35社

(2023年12月20日時点)

現在開催中のミニコンクールテーマ一例

  • 生活雑貨、ベビー用品・キッズ用品で育児に役立つアイデアを募集
  • 健康、美容器具のアイデアを募集
  • インナーファッション、婦人下着のアイデアを募集
  • ノベルティグッズ、アイデア雑貨のアイデアを募集
  • 100円ショップ向け家庭日用品、雑貨全般のアイデアを募集
  • 異型木製品のアイデアを募集
  • 青色LED活用のアイデアを募集
  • ポリエチレンシート、自封栓バルブ、三角水止弁を利用のアイデアを募集
  • 金属・樹脂製 家庭雑貨のアイデアを募集
  • 快眠グッズのアイデアを募集
  • 傘・レインコート・スカーフ&マフラーのアイデアを募集
  • マスク・耳せんのアイデアを募集
  • 福祉・介護・健康関連商品のアイデアを募集
  • レーザー技術を活用したアイデアを募集
  • 木で作れる食卓用品のアイデアを募集
  • 自然環境の保全や省エネルギーを考慮した商品、電子機器をからめたものづくり商品募集
  • 家庭日用品のアイデアを募集
  • 皮革製品に関するアイデアを募集
  • 刃物系生活用品に関するアイデアを募集
  • プラスチック文具(下敷き、定規、名札類、カードケース)に関するアイデアを募集
  • 介護・ベビー用品に関するアイデアを募集
  • 生活・健康分野に関するアイデアを募集
  • 創作「和菓子」に関するアイデアを募集
  • ポリエチレンフィルムに関するアイデアを募集
他、多数

ミニコンクール応募までの流れ

ミニコンクールへの申し込みは専用の応募用紙が必要になります。下記フォームよりお申込みいただけます。「ミニコン募集中企業集」の購入もこちらからお求めいただけます。

応募用紙、アイデアチケット申込フォーム

応募したい企業を選び、応募するアイデアを応募用紙に記入してください。企業は「ミニコン募集中企業集」もしくは発明学会会員専用ホームページの「ミニコンクール協賛企業一覧」より選び、応募用紙の記入欄に記載してください。
1つの作品につき、1社ご指定いただきます。指定する企業が異なれば、同じ作品を別の企業に提案することもできます。
※「身近なヒント発明展」や「他コンクール」に応募した作品も応募可能です。

応募用紙に記入漏れが無いかご確認の上、参加費を同封して発明学会までお送りください。窓口でお申込みも可能です。
ご提出いただきました応募用紙はお返しいたしません。送付前に控えを取ってからお送りください。
1つの作品を複数の企業を指定して申し込むことも可能です。

※発明学会会員以外の方の作品を発明学会会員名義での応募は無効となります。

発明学会で応募用紙を受付けましたら、応募用紙に添付されております「受付通知ハガキ」をお送りさせていただきます。

受付ました応募作品は、月末に締め、翌月の前半に協賛企業全社に発明学会から協賛企業に送付し提案を行います。

企業からの返事を発明学会が責任を持って回収し、応募者へご返送させていただきます。結果通知までの期間は提案先企業ごと、また同じ企業でも社内事情によって異なります。

応募規定

応募について

  • 発明学会の会員であれば、どなたでも応募でき、アイデア商品化採用に挑戦できます。
  • 小中学生からご年配の方まで、年齢・性別・職業不問です。
  • 締め切りは無く、随時ご応募いただけます。応募作品は、毎月末締め切り、翌月上旬ごろに、協賛企業に審査依頼をします。
  • 各ミニコンクールの協賛企業の社長や採用担当者が審査を行います。一般には公表されない非公開での審査となります。
  • 審査は、権利化や出願の有無にかかわらず、応募用紙に書かれた説明図(または試作品の写真)について、「商品需要(ニーズ)、試作品の完成度(発明の効果)、量産性(製造コスト)」などの観点から、総合的に審査されます。
  • 応募用紙に付属の、審査結果通知ハガキによって、審査結果が通達されます。
  • 結果通知までの期間は提案先企業ごと、また同じ企業でも社内事情によって異なります。返事は発明学会が責任をもって回収します。
  • 同じアイデアを、ミニコンクール協賛する、複数の企業に同時に応募することも可能です。
  • ミニコンクールに応募した作品は、同じく発明学会で行われている身近なヒント発明展にも応募することをお勧めいたします。
  • 発明学会会員以外の方の作品を発明学会会員名義での応募は無効となります

特許権、実用新案権、意匠権、商標権・著作権の取扱について

  • 審査は、応募した、その企業の社長・採用担当者のみで行われ、一般には公開されません。
  • 特許などの出願、未出願を問わず、本コンクールに応募できます。
  • 試作品が無くても応募は可能です。
  • 企業に採用され商品化された場合、特許や意匠などの権利は、発明者本人のものとなります。
  • 特許などの権利対策は、応募者側の責任で行ってください。
  • 発明学会の会員は、無料発明相談で出願書類の添削を受けることができます。自分で出願書類を作成すれば、出願料実費(14,000円)で出願が可能です。
  • 自身で出願書類が書けない方は、発明学会と提携する弁理士の紹介も可能です(発明学会 会員割引特典あり)。

各種お申込み

コンクールの資料請求、パンフレットのダウンロード、応募用紙、アイデアチケットのお申込みは、下記よりお求めください。

  • コンクール資料請求フォーム
  • パンフレットダウンロード
  • 応募用紙、アイデアチケット申込フォーム

運営会社

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〒162-0055
東京都新宿区余丁町7番1号
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TEL:03-5366-8811(代)
FAX:03-5366-8495
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